「群馬県・高崎駅」から「長野県・軽井沢駅」へ
新幹線を使わずに行く♪
高崎⇒横川(JR信越本線)電車(510円)
横川⇒軽井沢(JRバス関東)バス(520円)
歴史について少し!
1997年10月1日に開通した長野新幹線(現北陸新幹線)の前日
1997年9月30日を最後に
信越本線「横川ー軽井沢」間が廃止となりました!
現在この区間は在来線はなく道路だけです
この区間は碓氷峠の大変な急勾配であったため
横川ー軽井沢間に限っては
この区間を上り下りするための
専用電気機関車が開発されました
廃止直前に走っていたEF63
通称「ロクサン」と言われるこの電気機関車を連結しないと
普通の電車だけでは
横川ー軽井沢間を行き来することが出来ませんでした
EF63は碓氷峠を越えるためだけに作られた特別な機関車でした
電車の後ろにEF63を2両つなげて
後ろから押して軽井沢へ行くという方法で
運転手さんがちょこちょこと後ろを振り返りながら運転するという
ちょっと不思議な方法でした
車で言えばバックと同じ向きです
軽井沢から戻る時は前を向いて
通常の運転と同じなのですが
むしろ軽井沢からの急勾配を下る運転の方が
上るよりもはるかに気を遣い難しかったのだそうです
そんな状態の線であったため
維持管理コストがかりすぎていた事もあって
新幹線が開通したと同時にこの区間は廃止となりました
JR信越本線・高崎ー横川
高崎ー軽井沢間は新幹線ですと
「はくたか」は15分、
安中榛名駅に止まる「あさま」でも20分と断然早いですが
料金は
とやはりその分料金もかかります
新幹線を使わずに軽井沢へ向かうにあたり
まず
高崎駅からJR信越本線の電車で横川駅へ行きます
高崎ー北高崎ー群馬八幡ー安中ー磯部ー松井田ー西松井田ー横川
です
このときの乗車時間は約34分で運賃は510円でした
横川駅での軽井沢行きバスの乗り継ぎについては
高崎駅の信越本線時刻表に明記されていますので
乗り継ぎの良い電車に乗れば
横川駅でバスを待たなくて済みますが
逆にバスの乗車時刻まで時間がある時は
駅前で横川の名物
「峠の釜めし」を食べて待つのも良いと思います(^^)
また
鉄道に興味のある方やお子様連れの方は
横川駅そばの「鉄道文化むら」で遊んでから
軽井沢へ向かうのも良いと思います
JRバス関東・横川ー軽井沢
この時は14:05発のバスに乗りました
軽井沢14:39着なので所要時間は34分です
料金は乗る時に支払います
現金のみの取り扱いで520円です
1000円札以外の両替は出来ません
国道18号バイパスを進みます
峠道ですので横川駅及び軽井沢駅の周辺以外は
まっすぐな道路はほとんどありません
大きく揺れる事はないですが
車酔いが心配な方は酔い止めを飲んでおいた方が良いかもしれません
時間は横川での乗り継ぎがよければ
高崎から1時間10分程度で
1,030円で軽井沢へ行くことが出来ます
個人的な意見ですが、バスの中で
碓氷峠の歴史についてのアナウンスが流れたりして
勉強にもなってとても快適な楽しいバスでした(^^)
もっと先の上田とか長野方面へ行くには
この方法は適していませんが
軽井沢へ行くことが目的であれば
こんな方法で行ってみるのも良いと思います
近距離で旅の気分を味わえます
ゆっくりと景色を楽しみながら行けるのも
新幹線では味わえない良さがありますよ!(^^)
コメント
コメントありがとうございます
ほんとですね!時間さえあればゆっくりとローカル列車を楽しみたいですね!何も考えずボーっと車窓を眺めていたいです(^^)
コロナ禍が続いているので、心の癒しにのんびりとローカル列車の旅をしてみたい