(2024年は17%という情報です
記事投稿した時より低くなっているようです)
2022年の
日本人パスポート所持率は19%程度
パスポート所持率が低い理由は何?
※パスポート所持率※
アメリカ:40%程度
カナダ:65%程度
イギリス(イングランド):75%程度
日本:19%程度(2022年現在)5人に1人くらい
2019年の時点では「25%」という所持率(約4人に1人)でした
このようにコロナ過前でも所持率は決して高くはありませんでした
パスポートを持たないということは日本から出ないという事です
その理由を独自に考えてみました
時間が取れない
海外旅行となると日本の近場の外国、韓国や台湾などでも
3泊4日程度は最低ほしくなります
中には2泊3日程度で行く人もいますが行き帰りの日を除くと
真ん中1日しか滞在出来ないことになるのでちょっときついです
3泊4日で「中2日」いられるようになるので
海外へ行くなら最低そのくらいはほしいものです
また、体力のある若い人ならまだいいかもしれませんが
日本へ遅い時間に帰ってきて旅疲れが残ったまま
翌日そのまま仕事というのもきついですから
旅行後は疲れもたまりますので
1日くらい休んでから出勤したいものです
洗濯物もたまってますし
国内旅行だってそれが理想です
そうすると3泊4日で行っても
もう1日追加して5日の休みが必要となるわけで
外国からの距離や夜間フライトで日付が変われば3泊5日などになりますから
休みは6日間ほしいところです
年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休みを除いたら
5日以上も休みが取れる日本人は
まだかなり少ないかもしれません
元々平日休みが基本の職業の方々は
更に長期休みが取りにくい環境にあるやもしれません
有給休暇が昔に比べて取りやすくなってはいるようですが
中小企業などはまだまだ雇用主はもちろん
労働者側も理解が乏しく
休むと仲間に負担や迷惑がかかるとか
戻って来た時に白い目で見られたりとか
ひどい場合は上司や先輩にいびられたりなど
(これは過去の私の実例)
そんな理由から中々休みが取れないなんていう方も多いと思います
また、店舗を構えてお店をやっているような方々の中で
長期休みを取っているところはほとんど見たことがありませんし
今の高齢者が第一線で働いていた時代には
休むことが悪いことのように言われていた時代もあるので
そのような流れの意識がまだ根強く残っているのも原因の1つだと思います
言葉の壁
社内の公用語の1つを英語にするなどしている企業もあるので
一昔前に比べたら英語が話せる人も増えていると思いますけど
まだまだ日本語オンリーであるのが多くの日本人だと思います
やはり言葉が話せない、通じないというは
異国の地では不安であったり恐怖であったりと
ストレスを感じるものだと思うので
やはり言葉の壁も海外へ出ない理由の1つではないかと思います
但し今後は翻訳機の進化によって解決して行くかもしれませんね
治安の不安
世界の中で日本は治安が良い方です
世界治安ランキングで日本はほぼ毎年ベスト10入りしています
アイスランドやニュージーランドなど、
日本より治安が良いと言われている国もありますが
海外渡航経験が無いと外国は怖いという思い込みがあります
正直自分もそうでした
特に発展途上国と言われる国に関しては
そのような偏見を強く持っていました
意識が変わったのは発展途上国と言われる国へ一度行ってからでした
まさに「百聞は一見に如かず」で、
すごい思い込みがあったと悟りました
観光客が行かないようなところへも行きましたが
怯えるような出来事はとりあえず起きなかったです
しかし、ひったくりなどは日本に比べて多いのは事実です
気を付けていればどうってことない事ですが
初めての方は不安だと思います
スペイン・バルセロナへ行った事がありますが
昼も夜も平和そのものでしたけど
現地の方からはひったくりがいるので
リュックやバックは体の前に持つようにとしつこく何度も言われました
また、国によっては
あぶない場所にはいかない
夜は出歩かないなどの
事前のリサーチが必要なのは確かです
どこの外国も海の外
今ではヨーロッパ各国や東南アジアなど
たくさんの日本人が外国に住んでいます
そんな海外在住の日本人の皆さんは
陸路で他国へ行けるのは簡単で楽だと言いますよね
日本から外国へ行くには基本飛行機か船しかなく
時間の観点から多くの人が飛行機を利用します
日本が外国旅行と言わず海外旅行という表現が一般的なのは
海に囲まれていて全ての外国が海の外だからですね
その分どうしても手間も時間もかかり、国際線飛行機となると
遅くとも2時間以上前には空港に着いていないといけません
これがもう面倒で億劫だという方もたくさんいますね
新幹線なら行き当たりばったりでも乗れるために
国内でも飛行機は面倒だという方が多くいます
飛行機を予約しホテルを予約し、
それだけでも知識がないと大変なのに
外国の通貨レートや着いてからの移動方法や
その国の常識なども勉強して理解しておかないといけない!
日本とは法律も常識も違いますから事前に勉強も必要です
空港では出国手続きや保安検査を行い
航空会社によっては「チェックインはwebで!」などと言われれば
何のことやら?と慣れていない方にはハードルが高すぎます
こういった複雑な事情や手続きが
海外を避けている要因の1つでもあるのではないかと思います
また、
単純に「飛行機が苦手!」という方も結構いますね!
病気やケガ
海外旅行へ行く際は
多くの方が旅行保険に加入していると思いますが
本当に怪我をしたり病気になったら
どうしたらいいかわからないですよね?
それでは対応出来ない場合の怪我や病気の場合
ツアー旅行で日本語がわかる添乗員でもいないと
相当慣れた方でないと対応できないと思います
病院がどこにあるかもわからない
言葉も通じないとなると確かに不安要素が大きいです
風邪をひく程度の事は十分起こり得ますからね
年齢の高い人ほど心配される要因の1つではないかと思います
私がよく利用している海外旅行保険はこちら↓
アクシデントが起きた時
空港へ行き、チェックインして、保安検査出国審査をして
飛行機乗って降り、入国審査をして荷物を受け取って出る
という一連の流れを航空会社や空港、その国の事情など、
何らかの都合よって変更された時!
私はこれが一番怖いです
予定してた便の次の便に振り替えられたり
朝の便が夕方の便に勝手に変更されてしまったりなど
ホテルのチェックイン日や時間が大きくズレてしまうし
乗り継ぎ便でもあろうものなら間に合わなる事もあります
反対にそこまで想定して海外へ行くとなると
初心者ほど海外旅行のハードルは高くなりますよね
添乗員付きのツアーとかでないと
内容によっては対応出来ないと思います
費用の問題
外国へ行くにはパスポートが必要ですが大人の場合
10年間有効な旅券(18歳以上)収入証紙 2,000円+収入印紙14,000円=16,000円
5年間有効な旅券(12歳以上) 収入証紙2,000円+収入印紙9,000円=11,000円
という発給費用がかかります
いかなければならない理由があったり
どうしても行きたい外国でもなければ
次いつ利用するかわからないのに
1万円以上もお金を出してパスポートを持っても
意味がないという方が実際にたくさんおります
事実私も最初は上司のお供でいかなければならない理由があったので
パスポートを発給したというのが本音です
LCCを使ってもまだまだ日本から外国への航空券は高いと言われますので
費用の問題も大きいと感じます
円高円安の為替によって現地で使うお金も大きく変わってきます
現地通貨の価値がどれくらいなのかも把握しなければなりませんし
この費用の問題はかなり大きいと思います
旅行会社のJTB
航空会社のJALやANAなどには
旅行積立なるものがあります
当然それぞれの会社でしか利用出来ない積立ですが
いきなり何十万円という旅行費を捻出するのも大変だと思いますので
月々少しづつ積み立てておいて
銀行より利息もはるかに良いので
こういった旅行積立の仕組みを利用するのも1つの手だと思います
<参考まで>
JTB